肉に砂糖で驚きの柔らかさ!まぶすだけで魔法の調味料
肉に砂糖で驚きの柔らかさ!まぶすだけで魔法の調味料
何を隠そうこの私、料理に砂糖を使うのが苦手です。コクが出るのはわかるのですが甘くなるのが苦手。その為、酢の物や煮物には砂糖を使わないので新婚の頃は1kgの砂糖を2年ぐらい使っていました。しかし!肉に砂糖をまぶすだけで柔らかくなる方法を知って以来、肉には砂糖!を必ずまぶすようになりました。では、どのような使い方なのか、そして砂糖の保存や期待できることなどをご紹介します。
肉に砂糖をまぶすと驚きの柔らかさに!魔法の調味料!
砂糖はタンパク質に働きかけて肉にまぶすと驚きの柔らかさになるので是非、だまされたと思ってやってみてください。兼業主婦で肉を漬け込んだり、叩いて繊維を砕く暇がない人にもオススメの魔法の調味料です。
砂糖のまぶし方!どんな肉に?レシピに?
- とんかつ
- からあげ
- 炒めもの
- ボイルもの
など、蒸し物以外には使用できます。蒸し物でも使えますが少々気になることは、甘味が香りに化けてしまうことです。他の調味料とつくり上げる料理なら大いに使ってほしいです。
砂糖のまぶし方!肉にどのように使う?
- 肉の表面全体にスプーンで引きずるようにまんべんなく塗りまぶす
- 5分ほど放置してキッチンペーパーで出てきた水分なども一緒にトントンとふき取る(砂糖を取るのではなく水分を拭く感じで)
これだけ!たったこれだけで漬け込んだように柔らかくなります。とんかつ肉で試すとよく分かります。あれっ?マジ柔らかい!と家族から言われるはずです。
砂糖は肉を柔らかくするだけじゃない!保存や膨らみ方にも影響!
砂糖はタンパク質に働きかけて肉を柔らかくする他に、防腐作用やお菓子の膨らみにも影響してくれます。
砂糖の役立ちポイント
1.防腐作用
保存性を高めたい時に使用されます。ジャム作りには砂糖を使いますが、微生物の栄養となる水分を砂糖が吸収する為、微生物には暮らしにくい環境になり、防腐作用に役立つという原理です。
2.膨らみに作用
卵料理に少しの砂糖を入れたり、スポンジケーキなどの菓子作りの際に砂糖を使うのは、甘味としてはもちろんのことさらに膨らみ方に影響してきます。砂糖に熱が加わりフワフワに膨らむ作用があります。カロリーを減らそうと砂糖を減らしてしまうと甘味と膨らみ方が良くなくてイマイチな仕上がりになることもあります。
3.しっとり作用
2の菓子作りのふっくら作用に加え、しっとりさせることも砂糖の得意分野です。デンプンと砂糖の相性により長時間しっとりさせることに役立ちます。
4.泡立ち作用
泡立ち?メレンゲのことです。卵のタンパク質と結びつき、強い泡を作ることができます。その為、メレンゲ作りに欠かせない砂糖です。
砂糖の保存方法や保存年限は?気にしなくてOK
砂糖をご紹介したように肉を柔らかくしたり卵をふっくらさせるためなどに使用していたらあっという間になくなるので、保存方法など気にしなくても良いのですが家族が減り本当に保存に困ってしまったらどうすればよいのでしょうか?
砂糖は固まったらNG?
砂糖が固まるのは砂糖が水分を吸収する性質がある為、湿気を吸ってそれから乾燥した場合に固まります。食べても問題ありません。
砂糖は長期保存可能!
砂糖には賞味期限がありません。開封していても湿気などに注意していれば問題ありません。ただし、黒砂糖のように風味が大切な砂糖は早めに使うことをオススメします。
砂糖は冷暗所で湿度変化を避けて保存!
必ずしも瓶などに移し替える必要はありませんが湿気を防ぐ為には密閉容器に入れることが望ましいです。
肉に砂糖で驚きの柔らかさ!まぶすだけで魔法の調味料まとめ
カロリー減になればと敬遠してきた砂糖ですが、こんなに料理を美味しくしてくれる作用があるなんて今まで遠ざけてごめんなさいって感じです。とんかつ肉はもちろんからあげを漬け込む時間がなかった時に、まわりにまんべんなくからめて簡単にふき取るだけで見違える柔らかさになります。砂糖?とんかつが甘くなるんじゃない?と思うのですがそれも心配無用です。とにかく1度お試しください。敬遠していた私が言うんです。本当です。