辛くならない大根おろしすり方!キメ手は方向とやさしさ!
辛くならない大根おろしのすり方!キメ手は方向とやさしさ!
大根おろしは食卓に年中欠かせないものですが、アレッ今日の大根おろしは辛いなあなんて思うことがありませんか?もちろん季節によっても辛くなるのですがすり方次第では辛くないおいしいまろやかな大根おろしになります。キメ手はすりおろす方向とその力加減!やさしさなんです。
辛くならない大根おろしにする条件
辛くならない大根おろしのすり方にはある条件があります。それは…
辛くならない大根おろしにする条件
①部位
②方向
③力加減
④季節性
では、これについて詳しくご説明します。
辛くならない大根おろしに最適な部位は上部の葉に近いところ!大根の選び方
大根おろしを辛くさせないためには大根おろしの上部びますが、まずは大根を買うタイミングでも必要なことがあります。
大根おろしを買う時はひげがポイント!
・ひげが一直線であると甘い大根である可能性が!
途中でひげの並びが曲がっているものはストレスを感じながら成長した為、辛くなると言われています。
大根おろしを使う時は上部にするのがポイント!
・葉に近い上部の方が水分を含み甘味が多い傾向に!
その為、上部を大根おろしにして下部は煮つけなどにすると良いです。
しかし…下部だってすり方次第では甘味を感じます。それは…
辛くならない大根おろしのすり方は大根の繊維方向にキメ手!
下部の大根は辛い傾向にありますが大根おろしを作る際に大根の繊維の方向に注意してすりおろすと美味しく出来上がります。
大根おろしを辛くさせないようにする方向は繊維に注意!
・大根は上部から下部に縦に繊維がのびている
・繊維と同じ方向に手を動かす
つい、輪切りにした輪の部分をすりおろしてしまっていませんか?これでは繊維をつぶしていることになり辛くなることがあります。
辛くならない大根おろしのすり方はやさしさとスローがキメ手!
辛くならないように大根おろしを繊維にそって動かすだけでもまろやかな大根おろしになりますが、さらに繊維をやさしく扱う為にそっと、ゆっくりすりおろすこともキメ手です。
大根をやさしくスローですりおろすと辛くない!
大根を繊維にそって動かす際に、疲れてしまうのでつい力を入れてしまいがちですがやさしくなでるようにすりおろすと辛くない甘いまろやかな大根おろしができます。スローモーションで行いましょう。
大根はどうして繊維に沿ってやさしくすりおろすと辛くならないの?
大根おろしを甘くする上で理由を覚えておくとこれからもやさしく繊維に沿ってすりおろすことができると思います。是非、その理由をご確認ください。
やさしく繊維にそってすると辛くない大根おろしになる理由
・大根の成分に関係
・成分であるイソチオシアネート=辛み成分
・繊維を壊す→辛み成分が飛び出る!
だから繊維を怒らせないようにやさしくすりおろすことが大切なんです。
大根は季節によってからいことがある
辛くない大根おろしにするには方向ややさしさの力加減が大切ですが、そもそも季節によっては辛くなる傾向があります。しゅ冬が旬の大根ですが辛みには季節がどう関係しているのでしょうか?
大根の季節による味の変化
冬:寒いので養分を貯め込もうとする=ブドウ糖が増えて甘い傾向に
夏:旬ではない夏の品種は辛い傾向!冬より養分が開放的になるのかも?
辛くならない大根おろしのすり方!キメ手は方向とやさしさ!さいごに
大根おろしを辛くさせないためには繊維にそって、やさしく力をゆるめにすりおろすことが大切でした。季節や部位によっても味に傾向が出るとはいえ、生き物なので必ずしもそうではないこともあります。できれば、大根おろしをする際には時間に余裕をもってやさしくやってみてくださいね。実は、この方法で大根おろしを作っていたのですが、最近発見したのが、タイガーのフードプロセッサーのおろし機能を使ったら甘いまろやかな大根おろしが作れる!ということです。次回ご紹介します。